木の皮みたいな翅をよく見ると…
ちょっとした雑木林があれば、街の近くでも見かける身近な蝶。
一見すると地味だが、よく見ると実に繊細な色彩と模様をしている。
日本固有の蝶でもあり、個人的にぜひもっと目を向けてほしい存在。

地元の散歩道の生息風景
2026年5月14日 愛知県

と意気込んで、カメラを持って
毎朝8時ごろの活動時間に散歩道を通った。
2026年5月13日 愛知県
サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲ

三つ並ぶ円形の部分が、ズレるかズレないかで見分けられる。
サトの方が地色が淡く、ヤマの方が濃いことが多い。
などの違いがあるが、
見分けづらい個体もいたりするのでご参考までに!
そっくりさんのヤマキマダラヒカゲ↓

じとっとした真夏の暑い雑木林で
まとまって見られることが多かった。
2026年8月1日 愛知県

色味が違うようにも感じる。
2026年8月1日 愛知県

こうして木の幹にとまることが多い。
2023年5月12日 奈良県

裏もいいけど、表も独特な魅力を秘めている!
2026年5月11日 愛知県

前翅の表には、♂♀の違いがありますが、わかりますか?
一部、♀の方が黄色が大きい部分があります。
2026年5月15日 愛知県豊田市

スズメバチや他の昆虫と接触があると
翅を一瞬開く光景も見られた。
2021年5月3日 愛知県豊田市

2021年5月3日 愛知県豊田市
とても大好きで、その魅力を語りたい蝶!
一見すると地味で、木の皮に溶け込んでしまいそうな姿をしている。
でも近くでじっくり見てみると、その模様は実に繊細。
茶色を基調とした翅には複雑な模様が重なり、なんとも美しい色彩と造形をしている。
僕はこの姿にすっかり虜になってしまった。
樹液が大好物で、発生時期に樹液の出ている木を見てみると、おいしそうにじっくりと食事をしている姿によく出会える。
「サト」という名前の通り、僕自身も平地や身近な雑木林で見ることが多いが、ときには山の中で出会うこともあった。
この蝶の魅力は、その造形美だけではない。
とまったときに、チョン、チョンと小さく跳ねるようにして、体の向きを機敏に変える仕草が面白い。
そして、複眼は吸い込まれそうなほど真っ黒。
翅ばかりに目が行きがちな蝶だけれど、こうして一つ一つ見ていくと、面白いところがたくさんある。
幼虫の頭部も、芋虫界でもひときわ可愛らしい。
まだ自分では、幼虫や卵をしっかり撮影できていない。
いつかその愛しい姿まで、自分の写真でこのページに加えるのが次の目標だ!
