外来種だけど、正直かっこよくてかわいらしい
中国や台湾に分布する外来種のシジミチョウ。日本では2013年に名古屋市の河川敷で発生が確認された。
クロツバメシジミに似ているが、翅裏の黒斑の大きさや配置などが見分ける手がかりになる。
ツルマンネングサなどの多肉植物を食草とし、河川敷や住宅地でも見られる。

翅の斑紋が少し流れている個体
2022年4月22日 愛知県名古屋市

♀は少し丸っこい。
2021年4月7日 愛知県名古屋市

小さなモノクロの蝶との組み合わせが可愛らしい♡
2022年4月22日 愛知県名古屋市

土手の地面にとまったところを超接近!
2021年4月7日 愛知県名古屋市

近所のランニングコースで発見。
2022年8月6日 愛知県名古屋市

2022年7月22日 愛知県名古屋市

2022年9月3日 愛知県尾張旭市

2021年10月7日 愛知県名古屋市

このまま眠りにつくのだろうか
花壇の花が似合う蝶だな〜と感じる。
2021年10月7日 愛知県名古屋市
最初に発生が確認された場所は、僕の地元・名古屋の河川敷。
春から秋の終わりまで見られるというので、秋に初めてその河川敷へ行った。
小さい頃に読んでいた図鑑には、もちろん載っていなかった蝶。
蝶の撮影を始めた頃に存在を知って、とても驚いた。
そこにはツルマンネングサがたくさん生えていた。
それ以外は、ごく普通の河川敷。
周辺を飛んでいるシジミチョウは、どれもヤマトシジミ。
たくさん歩いて探していると、小さくて黒っぽい蝶が目に入った。
「ムシャクロだ!!!」
とても小さいのに、翅裏にはくっきりとした黒い斑点が並んでいる。ほんのり伸びた尾状突起と、その付け根の薄い黄色もかっこいい。
こんなにかっこよくてかわいい蝶が、外来種でもある。
かつて名古屋では、在来のクロツバメシジミへの影響を心配して、根絶を目指す防除活動も行われた。蝶そのものの魅力と、外来種として広がることへの心配が、僕の中で同時にある。
2021年には実家近くの公園でも姿を見かけ、その後も名古屋市外で何度か出会った。会おうと思うとなかなか会えず、生息地でもたくさん見られるとは限らない。
翅裏が本当に魅力的で、撮影した写真はたくさんある。
でも、翅の表を撮った写真は見つからなかった。次に出会えたら、♂も♀も、翅を開いた姿を撮影したい。
