いつ見てもときめく、
怪しく輝く紫色の輪っか
笹や竹の生える雑木林や林道でよく見かける蝶。
地元・愛知では、ゴールデンウィークごろから姿を見かける。
特に7月ごろに山地へ行くとよく会え、ときにはたくさんの個体が集まる場所もある。
樹液や獣糞に集まる姿もよく見かける。

この妖艶な青紫色に釘付け…
2024年7月18日 長野県松本市

薄陽がさすと翅を開くことも
2024年7月20日 長野県東御市
似ている蝶たち

♀の翅は丸みを帯びて、少し白っぽい部分も目立つ。
2020年6月28日 熊本県阿蘇市

2020年5月5日 愛知県豊田市

2020年6月21日 長野県松本市

2022年7月15日 長野県東御市
夏の山では、歩くたびに飛び出してくるほどたくさん見かけることがある。
けれど、美しい姿を写真に収めるのは意外と難しい。
たくさんいるのに、翅が新鮮なピカピカの個体には、なかなか出会えないのだ。
どうして新鮮な個体に会いにくいのかは、まだ分からない。
警戒心も強く、慎重に追い続けないとなかなか撮影できないことも多い。
その苦労の先に見られる、渋くて吸い込まれそうな焦茶色。怪しい眼状紋。
そして青紫色に輝く輪っか。この組み合わせが、言いようもなく妖艶で素晴らしい。
ヒカゲチョウと比べると、翅の地色は暗く、輪っかの色も濃い。
図鑑の写真ではよく似た2種だが、いろいろな時期や場所で実際に見比べると、生息環境や出会う時期の違いもあって、僕にはまったく別の蝶のように感じられる。
