目玉模様と網模様が織りなす芸術
僕自身は木々がまばらに生えるような環境で見かけることが多く、
草むらをかき分けていると、ふいに姿を現してくれた。
他のジャノメチョウ類にはないような繊細な造形を持ち、
実物を目にすると、思わず唸ってしまう。
そんな存在だ。

ツルがいい味出してる〜!
追いかけた末、やっとのこと目の前に止まって安堵。
2022年7月16日 山梨県

草原を歩くと飛び出してきた。
2020年7月1日 熊本県

待っていると、徐々に翅を開き始めた。

この毛並みと質感…素敵すぎる!

時期は終盤だったけど、初めて会えた憧れの姿に感激。
2019年8月25日 山梨県
今まで、しっかり狙って探したことがほとんどない蝶で、この蝶についての経験も写真もまだあまり多くない。
僕がこれまで出会ったのは、7月ごろ。
木々がまばらに生える草地のような環境で遭遇することが多かった。
樹液を好むことが知られているが、僕自身はまだその光景を見たことがない。
今まで見た個体は、ススキの葉の上にとまっている姿がほとんどだった。
そして、とても警戒心が強い。
草むらをかき分けて探しては逃げられ、また追いかけては逃げられ……
それを途方もなく繰り返して、ようやく撮影できたことが思い出深い。
夕方になると活発に飛び回る姿を見かけたこともある。
一見するとサトキマダラヒカゲにも似ているが、複眼の色や翅の模様はかなり違っている。
翅を開いて日光浴する姿を見たこともあり、実際に野外で会ってみると、自分にはずいぶん違った存在に感じられた。
まだまだ、僕の知らない姿がたくさんありそうな蝶。
いつか樹液を吸う姿にも出会ってみたい。
