見入ってしまう緑色の光沢
秋には近所でもよく会える
翅の裏に緑色の光沢がある、個性的なヒョウモンチョウ類の一種。
僕の身近な場所でも、少し森林のある環境で見かけることがあり、
特に秋には市街地周辺でも、キバナコスモスやヒヨドリバナなどを訪れる姿を目にする。

息を呑む美しさの緑色の光沢…
2026年7月20日 長野県諏訪市

♀の裏も緑色の光沢があるが、♂とはまた違った味わいがある。
2026年7月20日 長野県諏訪市

こうしてみると、♂♀で色味が違うのがよくわかる。
2026年7月20日 長野県諏訪市

2024年7月19日 長野県松本市

渋い黄金色が魅力的だ!
2021年9月5日 長野県松本市

夏眠明けは色褪せてしまう。
2023年9月1日 長野県茅野市

2026年7月20日 長野県諏訪市

2024年7月2日 長野県白馬村
ヒョウモンチョウ類の中でも、個人的に大好きな蝶。
名古屋で育った虫取り少年だった僕は、ヒョウモンチョウ類といえばツマグロヒョウモンくらいしか見たことがなかった。
そんな中、秋に近所の森へ行ったとき、ミドリヒョウモンに出会った。
「これは大発見なんじゃないか!?」
と胸が高鳴った記憶がある。
好きな蝶なのに、意外なほど良い写真を撮っていなくて、『日本と世界の蝶図鑑』を制作するまで、そのことにも気づかなかった。
図鑑制作を終えたあと、ちょうどミドリヒョウモンの良い時期だったので、改めて絶品の緑色を写真に残そうと撮影に打ち込んだ。
夏眠前の新鮮な個体は本当に美しい緑色で、その光沢の質感も独特。
とてもお気に入りだ。
♀は♂よりも落ち着いた色彩で、渋い黄金色のような地色がこれまた素敵♡
一方、僕が秋に出会う夏眠明けの個体では、翅が擦れて緑色の光沢がずいぶん薄くなっていることも多い。
秋には地元でも見かけるのに、その場所で夏眠前の新鮮な姿を見た記憶がない。
この時期は蝶のハイシーズンで、地元で蝶活をすることが少ないからなのか。
それとも別の理由があるのか……。
身近な蝶なのに、まだ知らないことがある。
