『墨流し』日本の伝統芸術の名前を冠する蝶。
蝶図鑑
- 和名:スミナガシ
- 学名:Dichorragia nesimachus
- 生息地:本州、四国、九州、沖縄、南西諸島。東南アジアにも広く分布している。
- 特徴:5月から9月。(春型と夏型)南西諸島では一年中。
食草はアワブキ、ミヤマハハソ、ヤマビワなど。
樹液や獣糞が大好物。夕方には山頂で縄張りを作る習性もある。

美味しいのか、ずっと逃げずに何時間も吸っていた…
2021年8月 長野県

2021年11月 石垣島

縄張り活動をすることが多い。
2023年3月 石垣島

縄張り中は、飛んでも同じ場所に返ってくる。
2021年10月 石垣島

2021年1月 石垣島

力強く、素早く飛翔する。
2023年3月 石垣島
初めて見た時の感動は凄まじかった。
この風情ある美しさは見た人を虜にする。
青緑の鈍い光沢のグラデーションと
和を感じさせる白い模様が
絶妙な美しさと風情を醸し出している!
極め付けは「真っ赤なストロー」。
渋く落ち着いた全体を際立たせる!
「こんなの、反則やん………」
思ってしまうほどに美しい。
羽も、ストローも、名前も
何もかもが「風情」を感じさせる。
これだけ和を感じるのに、
実は東南アジアでも広く生息していて
日本ならではの蝶ではないのは意外に感じる。
まだ、樹液にやってきている姿が見たことない。
きっとまた違った魅力があるんだろうな〜
なかなか撮影機会に恵まれない蝶で
大好きな蝶なのに、撮影した写真は少ない。
もっとスミナガシのいろんな姿に出会いたい。





















