身近なツバメシジミとは似て非なる
希少な存在
全国的に身近に見られるツバメシジミとは違い
現在では生息地はごくわずかに限られる
知る人ぞ知る、日本の希少な蝶。

2026年9月5日 長崎県平戸市

この蝶を求めて九州へ
二日間を蝶紀行文につづりました↓

このように身を潜めていることが多かった。

背景に映る丸い葉っぱの植物が
食草のシバハギ。


お気に入りの一枚!

9:30ごろに翅を開いた。

ゆっくりゆっくりそっと近づく。

初秋を感じる花と蝶の一枚。
小さい頃から身近な存在だった
ツバメシジミに、そっくりさんがいたとは。
しかも、とても希少な蝶ということを
図鑑でその存在を知った時には驚いた。
蝶に会いに全国を旅するようになり7年近く。
この蝶はまだ見たことのない残り少ない日本の蝶だ。
九州のほんの限られた生息地に
8月末から9月初旬に成虫は姿を現すので
この蝶だけをめがけてこの時期に足を運ばなければならない。
今回は蝶仲間の方のお誘いと情報提供のおかげで
人生初のタイワンツバメシジミに会うことができた。
図鑑を読んでいると、この蝶は草原の蝶かと思っていたが、
今回の生息地では、草原というより荒地の草むらを生息地としていて
思っていた環境と違ったのもとても勉強になった。
行動もツバメシジミと似てると想像していたが、これまた違っていた。
ツバメシジミは草の先端や開けた場所に止まっていることが多い印象だが、
タイワンツバメシジミは「とにかく潜る」。
胸くらいある草むらの、少し空間のある低い草や葉に止まるのだ。
それが原因で、逃げられないように草をかいくぐって
いい感じに撮影するのが本当に大変だった。
草にもぐるせいか、翅の傷みが早そうにも感じた。
20頭弱会えたが、毛や鱗粉が生えそろっている
ピッカピカな子は3~4頭で、見つけるのに一苦労。
その日は、突風が吹いてて、すぐに見失ってしまう…
夢中になって、草むらをぐるぐると何度も歩き回り
ひたすら何時間もこの蝶を追いかけるのは至福だったなあ。
深い草むらに僕も潜って
この厚塗り感のある白い質感に
魅入ってしまう橙色の斑紋。
突風にあおられてくるくるとなびく尾状突起。
台風が近づいていて、9月の初旬なのに
全然暑くない日で、気持ちよくこの蝶に会えたのも
なんだか不思議で思い出深い。




