いつの間にか身近な蝶に。改めて美しさに息を呑む。
蝶図鑑
- 和名:ツマグロヒョウモン
- 学名:Dichorragia nesimaツマグロヒョウモン-Argyreus hyperbius
- 生息地:本州、四国、九州、沖縄、南西諸島。
地球温暖化によって、近年では東北地方まで分布を広げ、北海道でも記録されている。 - 特徴:4月から11月に見られ、市街地や山の方でかなり身近に見られる。
食草はパンジーやスミレの仲間など。
様々な花を訪れる。幼虫は黒とオレンジの毛虫。

お気に入りの写真。
2021年9月 愛知県。

♂このオレンジ色は見ていると元気が湧く。
2025年10月 愛知県

僕は特に裏のこの豪華絢爛な羽が大好き。
2020年10月 愛知県。

2022年8月 名古屋市

2023年11月 愛知県

2025年10月 愛知県
僕の小さい時から親しみのある蝶。
名古屋で見られるようになったのは、
ここ数十年のことと聞いたときはびっくりした。
本来は暖かい地域の南方系の蝶だけど
地球温暖化でどんどん勢力を拡大している。
標高が2000メートル近い長野県の高原…
そこにも山地性のヒョウモンに
混ざって普通に飛んでるし…
市街地にも大自然の山奥にも適応してしまうタフな蝶だ。
今では東北地方まで定着して北海道でも見られるなんて…
たくさんの日本の蝶が減り続けて
絶滅の危機に瀕している中、
ツマグロヒョウモンのように増えていく蝶もいる。
それだけ日本の環境が急速に変化しているのか…
10年20年先は、どうなっているのだろう。
…と心配な話はさておき。
いろんなところを旅して、たくさんの蝶に会ってきたけど
ツマグロヒョウモン、本当に、改めて美しい!!!!!
こんなに美しい蝶が、身近にいるのはすごいことだ。
でも、そのありがたみをつい忘れてしまう。
思った以上に、写真を撮っていなかった。
特に♂の写真は全然残ってなくて、
このWEB図鑑を作ろうと、改めて近所で撮影していました…!



















