僕にとっては昔から馴染みある大好きな蝶。個性的な見た目がたまらない!
蝶図鑑
和名:ツマグロキチョウ
学名:Eurema laeta
生息地:本州、四国、九州。
レッドリスト(絶滅危惧種)に
指定されている地域も多い希少な蝶。
特徴:3~11月に見られる。
夏型と秋型があり、模様や形が異なる。
夏型はキタキチョウとそっくりだが、
秋型は、羽の形が角張り、裏の模様も個性的になる。
秋型は成虫の姿で越冬をして、翌春に再び活動をする。
越冬した個体は5月ごろまで見られる。
食草:カワラケツメイ。
名古屋郊外では、外来種のアレチケツメイを食草にしていて、
比較的いろんな場所で出会える。


こんなことがあるんだ!
蝶撮影始めたてのビギナーズラック。
2019年9月13日 愛知県


2021年10月6日 愛知県

夏型は模様が薄く、羽は丸い。
キタキチョウとの見間違えに要注意!
2022年9月3日 愛知県

2025年4月2日 愛知県

秋らしい蝶だな〜と思います。
2024年11月13日 愛知県
小さい頃、虫取りをしていた故郷では
ツマグロキチョウは当たり前のように
たくさん飛んでいた。
中学生になって、本格的な蝶の図鑑を読んだ時。
ツマグロキチョウは全国的には珍しい蝶なのだと知って衝撃を受けた。
大学生になって蝶の撮影を始めてからも
ツマグロキチョウは故郷では健在。
蝶シーズンが終わりを迎えた秋や
冬の手前まで、近所を飛んでいるので
本当にありがたい存在だな〜といつも感謝している。
秋になった時のひんやりとした空気感
暖かくなった日中にこの蝶が舞う光景。
それに、この角張った羽の形や
こんがり焼けた油揚げのような裏の羽が
とっても愛おしくて昔から大好きだ。
何十年後も故郷を飛んでいてほしい。
毎年のようにこの蝶を愛でたい。




















